男の子はみんな女の子になりたい

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くじらになりたいらっこや、らっこになりたいコアラ、コアラになりたいライオンなど

 この地球上にはたくさんの生きとし生けるものが存在していて

人間、女の子も男の子もまた同じです。

 

そして我々男の子は皆、少なからず心のどこかで「女の子になりたい」と思っています。

女の子として生活して、仕事をして、友だちとランチをしたいと皆少なからず思っています。

男の子は、女の子たちの中にいる女の子が羨ましいんです。

 

 

 

唐突ですが、男らしさとはどんなことを言うのでしょうか

 

 

僕は男らしさとは「頼りになる」ことだと思っています。

 

重い荷物を大量に運ばなければならないとき、

テスト前にどうしてもわからない問題があったとき、

誰かに相談したいことがあるとき、

トラブルにあったとき、

背中がかゆいのに手が届かないとき、

 

そんなときにさっと助けてもらったら、きっと「男らしい」と思われますよね。

 

つまり女の子が必要していることをこなす

「頼れる」と思われ「男らしい」と評価されます。

 

 

 

でもこれめっちゃ難しいんですよ

 

まず第一に女の子がなにを必要としているかがわかりません

 

ただ自分でやるのが面倒で人に押しつけているだけかもしれません。

その場合はその要求をこなしたところで「便利な男」と思われるだけです。

 

そして女の子によって必要としていることがばらばらです

 

なんでも、できることは自分でやりたいって人もいます。

なるべく人には頼らないって人の必要としていることを察知するのはなかなか簡単ではありません。

 

 

小中学生の頃なんかはそれでも単純でした

 

脚が速ければ運動会のリレーで中心になれる、

勉強ができればわからない問題も聞ける、

なんてだけで「頼りになる」「男らしい」と思われますよね。

 

 

それが大人になると価値観が多様になります

 

脚が速くても、勉強ができても役には立たない。

そんなの頼れる自分をアピールしたいだけでしょ。

 

なんて思われたりしはじめます。

「頼りになる」どころか「男らしさ」に対する需要すら怪しくなってきます

 

そしてその変化に男の子はついていけません

 

頼りにされてもいいはずなのに、頼りにされない。

男らしいと思われていいはずなのに、男として見られない。

 

 

そうして男の子は「女の子になりたい」と思い始めます

 

頼りにされないなら、男として見られないなら

せめて女の子として、女の子のような接し方をされよう

女の子に対して"異性"としてでなく"同性"としての関わりを持とう

 

そうして女の子たちの中にいる「女の子」に憧れを抱きます

 

こうして男の子はみんな女の子になりたいと思うのです。

 

 

 

 

☆☆

 

「男の娘」なんてものが世界にはあったりします。

これもそういった感覚から生まれるものなんですかね、わかりません。

 

「おまえってほんと女らしくないよなー」なんて言われる女の子もいるので

「男の子になりたい女の子」もいるんでしょうね、そのあたりは僕は男なのでわかりません。

 

こんな感じで僕も割と女の子になりたいと思っているのですが、

 

一番なりたいと憧れているのは室伏広治です。男らしくてかっこいいです。

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おまけ

 

僕が幼少期の頃は「女の子になりたい男の子♪」とひろみちお兄さんが歌っていました。

その動画を貼り付けようと思ってさがしていたら、見つかったものがこちらです。

おもしろい


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